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読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。 改行大好き。
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砂竜巻に巻き込まながら

流砂に飲み込まれて

上から流れる砂の滝に身を打たれれば

下から湧き出る砂の泉に身を洗われ

道の真ん中の 行き倒れの跡よりも

道の真上の きれいに青ざめた顔で嗤う空の方が

よっぽど憎らしく見えたりして

そのうち どっちが前でどっちが後ろなのか

錯覚でなく本当に見失ったりして



僕も 行き倒れ?




「砂の島々」。

雲ひとつない青空も、場所によってはイライラの元。
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氷のある 火山

というのは

矛盾しているようで

全然間違ってはいない

表はひどく冷たくても

内心では 熱く燃え滾って生きている

万人を受け入れぬ氷点下の盾を構える そのわけは

何でも包み込めそうな 温もりを超えた灼熱

ひどくやわらかい灼熱の正体を隠したいから



零度の外で走り回る者たちを嘲笑いながら

百度の内でそれを心底羨んでいる




「氷の火山」。

凍えるような湖水の裏側には、溶けてしまいそうな溶岩が湛えられています。
気分のなすがままに吹く風に乗って

あっちの島へ行ってみたり

こっちの大地を踏んでみたり

そこの緑に寝そべってみたり

大きなリンゴに座ってみたり



吹き荒れるでもなく ざわめくでもなく

流線型の軌跡を流れゆく風に髪を晒し

遥か頭上に広がる青ざめた空を眺めながら

下界に広がる雲海に思いを馳せ

遠くの我が家を 空想の筆で空に描き

風の波にたゆたう 大輪の花にしがみついて

あっちの島へ行ってみたり

こっちの大地を踏んでみたり




雄大かつ、美麗。

「風の吹く庭園」。大好きな言葉です。
目から離れて 空中に投げ出された

一粒の涙のごとき その星

遠い恒星を 目を凝らしながら眺めつつ

感じるのは 途方もない寂しさ

どこまでも暗い 寂しさ




とてもきれいな悲壮感。
そして 水上要塞は

動き出す

水底の枷を外されて

某所のスイッチがオンになって

そして 水上要塞は

動き出す

にわかに活気を戻した要塞の上には

気味の悪い衛星がひとつ

湛えられた水にも 同じ姿が映るので

上も下も 見たくない状況

物々しい目の前の砦も

見たくない状況




塔のように聳え立つその姿は、荘厳という言葉が一番似合います。
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プロフィール
HN:
蒼雨 創矢
HP:
性別:
男性
自己紹介:
趣味は牛です。
得意技はあらゆる場所で転ぶことです。
最近食べた豪華なものはメロン半玉。
もう書くことないのでこれくらいでいいですか。
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