QR

点と点の間を縫おうとして　バタバタさせた手を

なんとかして　あの小さな種のそばまで

運んでいってあげたいんだ

そっとしておいてあげたいんだ



そのうち誰かが言い出すんだ

「それが意味のある行動なのか」なんて

誰にも知られないところでいいんだ

僕は　僕を頑張るだけ

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そのうち、認めてくれたらいい。

今じゃなくても、全然構わない。

蒼雨岬

夕方が少し明るく浮かぶ

みかん色の海を広げる

一番とんがった　あの場所へ向かって

ちょっとずつ登っていく　風と手をつないだ草原の中で

ぽつんと座り続けている　黄昏の木が

笑っていたところ

雲が　そっと歩いていたところ

僕が　ずっと眺めていたところ

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こんな感じの風景画を描きたいです。

油絵かなんかで。

解放

考えて　つまづいたら

考えるのをやめて

一瞬の自分を信じて

後ろを見ずに走れば

正しいものとは言い切れなくても

決して間違った道を選ぶことはないと思う

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サイトの更新までもう少し時間がかかりそうなので、とりあえずここで詩を書いておきます。

是正

嫌われない努力　じゃなくて

好きになってもらう努力

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間違えているのは、立ち振る舞いよりも考え方だったりする、かも。

ミステリーサークル

亜空間内を

左から右へ

下から上へ

手前から奥へ

戻ることを一切知らず

一心不乱に進んでいく

実在する床のエリア

一歩踏み外せば

重力も何もない

歪みと不安定しかない空間に

取り残されてしまう

ひとつずつ

慎重に歩を進めたいところだが

それには床の移動が速すぎて

そうもいかない

出口があるのかとか

距離はいくらとか

考えようにも

考えることもできない

空間として存在しない

亜空間

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「ミステリーサークル」とはいっても、UFOのアレじゃないですよ。