読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。
改行大好き。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「…あれ、ここ…どこ?」
はっとしてきょろきょろする。
はっとしてきょろきょろする。
そこは、どこにあるかすら分からない、近代的なビルの中。
大きくて深い吹き抜けと、ボルトのような螺旋階段が見える。
階段が終わっているから、多分ここは最上階。
部屋などは全くない。トイレすらない。
そして、壁が全面ガラス張り。つまり、外から中が丸見え。
わけもわからず呆然と立ち尽くす。
どうすればいいかも分からない。
「…とりあえず…出る、かな?」
螺旋階段を一段ずつ、慎重に折り始める。
手すりがついていないから、一歩踏み外せば一気にあの世行き。
下を覗き込んでみる。はるか下の方に一階の床。
怖くなってへたり込んでしまった。
「…?」
何とか立ち上がろうとしたそのとき、壁のガラスの一枚にシミがあるのが見えた。
赤くて、小さなシミ。
「何だろう…」
じっと見ていると、それは段々と大きくなっていった。
「…あ、あっちにも」
と、別の場所にも赤い小さなシミがあるのを見つけたときである。
突然、シミがガラス中にぽつぽつと出てきた。
その量は百、千、いや、もっと多くの…星空の星よりももっと沢山。
「う、うわぁっ」
そして、その数え切れないシミが全部、同じ速度で大きくなっていく。
じわじわと、まるで感染症のように。
よく見ると、階下の床や螺旋階段にも一杯ある。
自分の座っているところにも。
「わ、わぁあっ!」
慌てて立ち上がり、螺旋階段を急いで降り始める。
早く降りないと、とにかく大変なことになりそうだ。
しかしである。
「…はぁ、はぁっ、はあっ…はぁっ」
何段降りただろう。もう数えてすらいない。
とにかく、最上階から何十階も下に下りたはずだ。
なのに。
「全然下が見えない!」
一階の大きさが、最上階から見たときと変わっていないのだ。
絶対におかしい。そんなに高いビルなのか?
そう考えている間にも赤いシミはどんどん上から迫ってきて、僕に追いつこうとする。
怖い。
「…? …う、わっ!」
赤いシミ…では、もうなくなっていた。
上を見上げると、大量の赤い液体が上からどろどろと流れてきていた。
壁伝いにゆっくりと、水というよりは油が流れているような感じである。
いや、その色からして、これはおそらくあれだ。
「わっ、うわぁ、わぁあっ!」
螺旋階段をとにかく降り続けるが、液体はどんどん迫ってきて、
もう少しで頭が飲み込まれるところまで迫ってきて、
僕の腕に垂れてきた液体がついてしまって。
ちょっと舐める。
「…っ、鉄の味…」
さっきの推測は間違っていなかった。
これは血だ。
早く逃げないと。でも、一階はいつまでも近づかない。
液体はスピードを上げて流れてくる。
ダメだ、もう、追いつかない。
…。
…。
そんな夢を、小学1年生の頃に見たことがあります。
文字だから怖さは半減してしまっていますが
(多分僕の表現が下手なのでほとんど0に近いでしょうが)
とにかく怖い思いをしました。
朝起きたら、布団がびっしょり。
背中も、腕も、足も、頭も、びっしょり。
文字通り、全身から汗が噴き出ていました。
その日、僕は枕を使わずに寝ていました。
「…………」
それ以来、僕は枕なしでは寝れなくなりました(失笑)
大きくて深い吹き抜けと、ボルトのような螺旋階段が見える。
階段が終わっているから、多分ここは最上階。
部屋などは全くない。トイレすらない。
そして、壁が全面ガラス張り。つまり、外から中が丸見え。
わけもわからず呆然と立ち尽くす。
どうすればいいかも分からない。
「…とりあえず…出る、かな?」
螺旋階段を一段ずつ、慎重に折り始める。
手すりがついていないから、一歩踏み外せば一気にあの世行き。
下を覗き込んでみる。はるか下の方に一階の床。
怖くなってへたり込んでしまった。
「…?」
何とか立ち上がろうとしたそのとき、壁のガラスの一枚にシミがあるのが見えた。
赤くて、小さなシミ。
「何だろう…」
じっと見ていると、それは段々と大きくなっていった。
「…あ、あっちにも」
と、別の場所にも赤い小さなシミがあるのを見つけたときである。
突然、シミがガラス中にぽつぽつと出てきた。
その量は百、千、いや、もっと多くの…星空の星よりももっと沢山。
「う、うわぁっ」
そして、その数え切れないシミが全部、同じ速度で大きくなっていく。
じわじわと、まるで感染症のように。
よく見ると、階下の床や螺旋階段にも一杯ある。
自分の座っているところにも。
「わ、わぁあっ!」
慌てて立ち上がり、螺旋階段を急いで降り始める。
早く降りないと、とにかく大変なことになりそうだ。
しかしである。
「…はぁ、はぁっ、はあっ…はぁっ」
何段降りただろう。もう数えてすらいない。
とにかく、最上階から何十階も下に下りたはずだ。
なのに。
「全然下が見えない!」
一階の大きさが、最上階から見たときと変わっていないのだ。
絶対におかしい。そんなに高いビルなのか?
そう考えている間にも赤いシミはどんどん上から迫ってきて、僕に追いつこうとする。
怖い。
「…? …う、わっ!」
赤いシミ…では、もうなくなっていた。
上を見上げると、大量の赤い液体が上からどろどろと流れてきていた。
壁伝いにゆっくりと、水というよりは油が流れているような感じである。
いや、その色からして、これはおそらくあれだ。
「わっ、うわぁ、わぁあっ!」
螺旋階段をとにかく降り続けるが、液体はどんどん迫ってきて、
もう少しで頭が飲み込まれるところまで迫ってきて、
僕の腕に垂れてきた液体がついてしまって。
ちょっと舐める。
「…っ、鉄の味…」
さっきの推測は間違っていなかった。
これは血だ。
早く逃げないと。でも、一階はいつまでも近づかない。
液体はスピードを上げて流れてくる。
ダメだ、もう、追いつかない。
…。
…。
そんな夢を、小学1年生の頃に見たことがあります。
文字だから怖さは半減してしまっていますが
(多分僕の表現が下手なのでほとんど0に近いでしょうが)
とにかく怖い思いをしました。
朝起きたら、布団がびっしょり。
背中も、腕も、足も、頭も、びっしょり。
文字通り、全身から汗が噴き出ていました。
その日、僕は枕を使わずに寝ていました。
「…………」
それ以来、僕は枕なしでは寝れなくなりました(失笑)
PR
この記事にコメントする