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読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。 改行大好き。
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英語(読解)の授業にて。


教科書は数研出版「POLESTAR」。
今やってる単元は「Look at the Person I Am Inside」。

マレーシアの男子学生が、南アフリカの女子学生にネット上でインタビューをする。
女子学生が患っている脳性小児麻痺という障害について、色々。
また、脳性小児麻痺によって苦労したこと、良かったこと、などなど。

で、今日の内容。


女子学生:
私はネットも本当に好きです。
ネット上では誰一人として、私が普段どのように生活しているか訊いてきません。
ただの会話相手の一人にすぎないのです。
だから、普段学校で会話するより、ネットで会話をする方がはるかに楽です。
私の姿かたちを気にせず接してくれる彼らがいることを、私はとても嬉しく思います。
彼らは「本当の私」を見てくれているのです。


最後の文を訳すときに、先生が首をかしげた。

「この女子学生は間違ってるよなぁ。
 本当の姿が彼ら(=ネットで会話している人たち)には見えないから、
 本当の私なんて見てもらってないよなぁ」


先生、間違ってるのは貴方だと思います。

何故でしょう、その理由は1つ前の授業でやった文章にあります。


女子学生:
時々私を無視する人がいますが、それは私が変わっているから・・・。
私と知り合うのが嫌なのでしょう。
私が障害を持っているために、必ずしも私の為に何かしなければならない、と考えてしまうようです。
そのせいで誰も私と接してくれません。


誰も接してくれない。
内面に潜んでいる本当の自分を見ようともしてくれない。
その反面、ネット上では皆分け隔てなく話してくれる。
内面の本当の自分を見てくれている。


こういうことですよ。

人間には「外」と「内」があって、どちらも本物です。
だがしかし、その本物の度合いは時と場合、人物によって変わります。
この女子学生の場合、障害を持った外面の自分よりも、内面の自分のほうがずっと本物なわけです。
だから、間違ってなどはいないはずなのですが。


・・・私としてはかなり客観的に見た意見なのですが、果たして。
やっぱりいつも通り押し付けがましいかも。
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自己紹介:
趣味は牛です。
得意技はあらゆる場所で転ぶことです。
最近食べた豪華なものはメロン半玉。
もう書くことないのでこれくらいでいいですか。
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