読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。
改行大好き。
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『ぼくらの』という漫画がある。
『なるたる』でも有名な、鬼頭莫宏先生の作品。
最近、僕の思考は『ぼくらの』の影響を受けながら動いている。
以下ネタバレ含んで感想とか思想とか超ぐだぐだ。
今までにないぐだぐだ。
『なるたる』でも有名な、鬼頭莫宏先生の作品。
最近、僕の思考は『ぼくらの』の影響を受けながら動いている。
以下ネタバレ含んで感想とか思想とか超ぐだぐだ。
今までにないぐだぐだ。
『ぼくらの』を知ったのは去年の終わり。
カラオケで同級生が歌っていた、アニメのオープニングを聴いたのがきっかけ。
「すごい格好いい曲だ」と思って検索にかけてみた。
そしたら何だか凄い盛り上がりようでびっくり。あらすじを見て興味が湧いた。
アニメ自体は放映が終わっていたので、書店を渡り歩いて漫画を買った。
まずは1巻だけ。これが今年3月の話。
SF自体はそんなに嫌いでもなく、主人公とわりかし年が近い(といっても5歳差)ので、
話の流れはわりと陳腐だったけれど、一気に読み進んだ。
ところが第5話。
いきなり一人死んでしまった。あ、あれっ。あっけない。
続きが気になって気になって、4月に入るとすぐ2巻を購入。
ゲームのルールが分かる上に、ここでも3人死ぬ。
ショックも受けたけれど、それ以上に心に残ったのが、ストーリー。
3人のうち、ダイチとナカマの2人の話が好き。
単行本は今6冊持っている。その中で特に好きな話がこの2つ。
ダイチの弟妹への思いの強さに唖然とした。
弟妹のためにかける、自分の命。
これだけ愛情を注げる人間を持ちながら死んでいったダイチが、うらやましい。
ナカマ自身よりは、ナカマの母親の生き方が素晴らしい。
もちろん、ナカマの心境変化もいいんだけれど。
この女性は、強くて綺麗な人だと思った。
6月に3巻。
カコの凡人ぶりが滑稽に見える。一方で中学生らしさが滲み出ていて現実感もある。
チズはそれと対極にいるようだったな。
汗ひとつかかずに人を殺せるなんて、12、3歳の行動とはとても考えられない。
8巻を先週、4巻と6巻を今日買った。
ばらばらなのは、書店に置いてなかったから。
今度行ったときは5巻と7巻も置いてありますように。
それはいいとして。
4巻のチズの過去、6巻のキリエの笑顔、8巻でアニメの歌を歌っていた関。
ひとつひとつが、個人のものだった。
他に誰も持つことのできない、自分だけのもの。
ゲームに臨むにあたって、子供たちはいろんな反応を見せる。
この漫画を読んでいて、その反応を見ていて。
反応は、悩みを外に出したものじゃないかな、と思った。
金が必要だから体を売ろうとする子もいた。
ただ怯えて部屋をめちゃくちゃにし、暴力を振るう子もいた。
自分の本当の気持ちがわからず、大人に相談する子もいた。
それでも、みんな根底にあったのは。
「死」へ向かう自分と、自分の周りにいる人たちとの交錯。
突き詰めてみたら、全員がそうなっている気がする。
冬頃悩み始めた人間関係。
実は今も悩んでいたり……する。情けないことに。
今度は学校の、教室の中。
なんだか意識的に避けられているような。
突然、そうなった。
ずっと前からじゃなかった。
理由が分からないから、困惑している。
一言聞けたら苦労しない。それができないから、どうしようもない。
僕は臆病だから。
一握り分ですら、勇気をひねり出せない。
もやっとしたものを抱えて、毎日布団にもぐる。
次の日も、同じ気持ちでまた寝るんだろうなと薄々感じながら。
それでも、僕は何もできない。
臆病で、力がない自分では何もできない。
黙って耐えるだけ。
そんなので気づいてもらえるわけないって、知っているのに。
馬鹿なんだなぁ。
僕は馬鹿なんだよ。
知ってる。
よく知ってる。
だって自分のことだから。
自分のことばっかりよく知っているから。
他人のことをよく知れないんだよ。
だから、他人のことが疑わしくなってしまう。
アニメ『ぼくらの』の挿入歌に使用された、石川智晶さんの『ロストイノセント』という曲の歌詞。
キレイなままで生きて行けたらいい
それでも僕はあの泥濘を選んでしまうから
この体が切ないほどに生きようとしているのに
薄暗いこの空をどこかで
静かに望んでいた気がするんだ
僕が本当に望んでいるのは、燦々とした青空より、
今にも雨が降りそうな曇り空かもしれない。
雨がやむのを待ちながら、心のどこかで晴れるのを恐れているかもしれない。
カラオケで同級生が歌っていた、アニメのオープニングを聴いたのがきっかけ。
「すごい格好いい曲だ」と思って検索にかけてみた。
そしたら何だか凄い盛り上がりようでびっくり。あらすじを見て興味が湧いた。
アニメ自体は放映が終わっていたので、書店を渡り歩いて漫画を買った。
まずは1巻だけ。これが今年3月の話。
SF自体はそんなに嫌いでもなく、主人公とわりかし年が近い(といっても5歳差)ので、
話の流れはわりと陳腐だったけれど、一気に読み進んだ。
ところが第5話。
いきなり一人死んでしまった。あ、あれっ。あっけない。
続きが気になって気になって、4月に入るとすぐ2巻を購入。
ゲームのルールが分かる上に、ここでも3人死ぬ。
ショックも受けたけれど、それ以上に心に残ったのが、ストーリー。
3人のうち、ダイチとナカマの2人の話が好き。
単行本は今6冊持っている。その中で特に好きな話がこの2つ。
ダイチの弟妹への思いの強さに唖然とした。
弟妹のためにかける、自分の命。
これだけ愛情を注げる人間を持ちながら死んでいったダイチが、うらやましい。
ナカマ自身よりは、ナカマの母親の生き方が素晴らしい。
もちろん、ナカマの心境変化もいいんだけれど。
この女性は、強くて綺麗な人だと思った。
6月に3巻。
カコの凡人ぶりが滑稽に見える。一方で中学生らしさが滲み出ていて現実感もある。
チズはそれと対極にいるようだったな。
汗ひとつかかずに人を殺せるなんて、12、3歳の行動とはとても考えられない。
8巻を先週、4巻と6巻を今日買った。
ばらばらなのは、書店に置いてなかったから。
今度行ったときは5巻と7巻も置いてありますように。
それはいいとして。
4巻のチズの過去、6巻のキリエの笑顔、8巻でアニメの歌を歌っていた関。
ひとつひとつが、個人のものだった。
他に誰も持つことのできない、自分だけのもの。
ゲームに臨むにあたって、子供たちはいろんな反応を見せる。
この漫画を読んでいて、その反応を見ていて。
反応は、悩みを外に出したものじゃないかな、と思った。
金が必要だから体を売ろうとする子もいた。
ただ怯えて部屋をめちゃくちゃにし、暴力を振るう子もいた。
自分の本当の気持ちがわからず、大人に相談する子もいた。
それでも、みんな根底にあったのは。
「死」へ向かう自分と、自分の周りにいる人たちとの交錯。
突き詰めてみたら、全員がそうなっている気がする。
冬頃悩み始めた人間関係。
実は今も悩んでいたり……する。情けないことに。
今度は学校の、教室の中。
なんだか意識的に避けられているような。
突然、そうなった。
ずっと前からじゃなかった。
理由が分からないから、困惑している。
一言聞けたら苦労しない。それができないから、どうしようもない。
僕は臆病だから。
一握り分ですら、勇気をひねり出せない。
もやっとしたものを抱えて、毎日布団にもぐる。
次の日も、同じ気持ちでまた寝るんだろうなと薄々感じながら。
それでも、僕は何もできない。
臆病で、力がない自分では何もできない。
黙って耐えるだけ。
そんなので気づいてもらえるわけないって、知っているのに。
馬鹿なんだなぁ。
僕は馬鹿なんだよ。
知ってる。
よく知ってる。
だって自分のことだから。
自分のことばっかりよく知っているから。
他人のことをよく知れないんだよ。
だから、他人のことが疑わしくなってしまう。
アニメ『ぼくらの』の挿入歌に使用された、石川智晶さんの『ロストイノセント』という曲の歌詞。
キレイなままで生きて行けたらいい
それでも僕はあの泥濘を選んでしまうから
この体が切ないほどに生きようとしているのに
薄暗いこの空をどこかで
静かに望んでいた気がするんだ
僕が本当に望んでいるのは、燦々とした青空より、
今にも雨が降りそうな曇り空かもしれない。
雨がやむのを待ちながら、心のどこかで晴れるのを恐れているかもしれない。
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