読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。
改行大好き。
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今日、学校の帰りに、中学時代の同級生とばったり会いました。
仮に、彼をY君としましょう。
また、僕は「蒼雨 創矢」という名前にしましょう。
うろ覚えながら、一部始終をまとめたので、「続きを読む」からどうぞ。
学校を出てからすぐ、国道へ向かって自転車を走らせている最中に、後ろから叫び声。
Y「蒼雨? 蒼雨だよな!」
はっとなって後ろを振り返る。
最初は先生か誰かだと思った。
蒼雨「……? ……?(突然呼ばれたのでとっさに言葉が出ない)」
とりあえず停まる。
Y「蒼雨だよな!」(声は割と大きい)
蒼雨「うん……」
あまりぴんと来ない。
バイクに乗って颯爽と登場したこの方は、一体誰だ? ……
蒼雨「……あ、もしかして」
そうだ、この人は。
Y「久し振りだなー! 何でこんなところに?」(蒼雨に喋らせる暇を与えず)
蒼雨「え、いや、そっちこそ、何で?」
Y「彼女を迎えに来ていたところでさぁ、ところでそっちは?」
蒼雨「今から下校するところだよ」
Y君、首をかしげる。
Y「……引越ししてないよな」
蒼雨「うん」
Y「ここから家まで、自転車?」
蒼雨「そうだよ、大体30分くらい」
Y君、驚く。蒼雨も驚かれて驚く(わけわかんない)
Y「マジで? 辛くないの?」
蒼雨「いや、もう慣れた……ところでさ、そのバイク、何?」
やっと訊きたいことを訊けた蒼雨。
Y「ああ、これ? 俺のだよ。
ほら、免許証」
そういっておもむろに財布を取り出し、免許証を見せる。
ここで確信した。やっぱり、この人は中学の同級生だ。
蒼雨「へぇ、バイクの免許証取ったの。凄いね」
Y「え、普通取らない?」
取らない取らない。
蒼雨「……で、今から彼女を迎えに行くんだっけ?」
Y「そうそう、写真見る?」
そういってY君は携帯を取り出し、一枚の画像を見せてきた。
どうでもいいことだけど、携帯が一緒の型だ。
画像はY君と彼女らしき人のツーショット。客観的に見れば可愛いんじゃないかと思う。
蒼雨「へぇ、可愛いじゃん、おめでとう」
Y「そう? ありがとー(何が「おめでとう」なのかちょっと分からない様子)」
蒼雨「ところで、学校は行ってるの?」
ちなみに今は午後6時50分くらい。
Y「うん、E高校。J駅の近くにあるんだけどさー」
蒼雨「へぇ、遠いね」
Y「まだ何とか行ってるよ」
その後、Y君はとんでもないことを言い出した。
Y「同じ中学の皆は、結構やめてるみたいだしな」
蒼雨「え、そうなの?」
Y「そうそう、IとかKとかYとか、皆やめて仕事やってるんだって」
蒼雨「……そ、そうなんだ」
今の学校生活が「日常生活」なので、中学時代のことをすっかり忘れていた蒼雨。
確かに、高校にまともに行けるのか? と疑問を持ってしまうような人が何人もいたけれど……。
まさか本当にやめているとは、ちょっと思わなかった。
Y「それに煙草とか酒とか、普通にやってる奴ばかりだしな」
蒼雨「マジで?(だいぶ驚いた)」
Y「俺も一時期やってたけど、あんな不味いの何がいいのか分からん。酒はともかく、煙草はもう嫌だ。
蒼雨は絶対にするなよ、格好付けで『おいしい』とか言ってるけど、身長は伸びないし、
いいことなんかないからな」
蒼雨「わ、分かった(元々煙草なんて興味がなかった)」
Y「ところでさ、バイトとかやってるの?」
蒼雨「ううん、学校で禁止されてるから」
Y「そっか、でも一度は働いた方がいいよ」
蒼雨「……まぁ、考えておくよ(逃げ文句)」
ここでY君が彼女を迎えに行く時間になったので、別れました。
去年の夏、確かに変だな、とは思いました。
煙草を堂々と吸っている人とか(同い年なのに)、卒業後髪の毛が金髪になっていたりとか(別人かと思った)、高校をやめた、というのも一人だけは知っていました。
それが、いつのまにこんなになったんでしょう。
今もよく話す中学時代の友達がほとんどいないと、タイムラグが大きすぎるように感じてしまいます。
この「ばったり出会った」は偶然だったのでしょうか。
地元じゃなくて、ちょっと離れた町でばったり、というのは、やはり偶然だと考えるものでしょう。実際、これは偶然だった、と考えたいです。
でも。
「この世には偶然なんかない。あるのは、必然だけ」
という、好きな漫画の人物が言うこの言葉が、何となく頭をめぐりました。
Y「蒼雨? 蒼雨だよな!」
はっとなって後ろを振り返る。
最初は先生か誰かだと思った。
蒼雨「……? ……?(突然呼ばれたのでとっさに言葉が出ない)」
とりあえず停まる。
Y「蒼雨だよな!」(声は割と大きい)
蒼雨「うん……」
あまりぴんと来ない。
バイクに乗って颯爽と登場したこの方は、一体誰だ? ……
蒼雨「……あ、もしかして」
そうだ、この人は。
Y「久し振りだなー! 何でこんなところに?」(蒼雨に喋らせる暇を与えず)
蒼雨「え、いや、そっちこそ、何で?」
Y「彼女を迎えに来ていたところでさぁ、ところでそっちは?」
蒼雨「今から下校するところだよ」
Y君、首をかしげる。
Y「……引越ししてないよな」
蒼雨「うん」
Y「ここから家まで、自転車?」
蒼雨「そうだよ、大体30分くらい」
Y君、驚く。蒼雨も驚かれて驚く(わけわかんない)
Y「マジで? 辛くないの?」
蒼雨「いや、もう慣れた……ところでさ、そのバイク、何?」
やっと訊きたいことを訊けた蒼雨。
Y「ああ、これ? 俺のだよ。
ほら、免許証」
そういっておもむろに財布を取り出し、免許証を見せる。
ここで確信した。やっぱり、この人は中学の同級生だ。
蒼雨「へぇ、バイクの免許証取ったの。凄いね」
Y「え、普通取らない?」
取らない取らない。
蒼雨「……で、今から彼女を迎えに行くんだっけ?」
Y「そうそう、写真見る?」
そういってY君は携帯を取り出し、一枚の画像を見せてきた。
どうでもいいことだけど、携帯が一緒の型だ。
画像はY君と彼女らしき人のツーショット。客観的に見れば可愛いんじゃないかと思う。
蒼雨「へぇ、可愛いじゃん、おめでとう」
Y「そう? ありがとー(何が「おめでとう」なのかちょっと分からない様子)」
蒼雨「ところで、学校は行ってるの?」
ちなみに今は午後6時50分くらい。
Y「うん、E高校。J駅の近くにあるんだけどさー」
蒼雨「へぇ、遠いね」
Y「まだ何とか行ってるよ」
その後、Y君はとんでもないことを言い出した。
Y「同じ中学の皆は、結構やめてるみたいだしな」
蒼雨「え、そうなの?」
Y「そうそう、IとかKとかYとか、皆やめて仕事やってるんだって」
蒼雨「……そ、そうなんだ」
今の学校生活が「日常生活」なので、中学時代のことをすっかり忘れていた蒼雨。
確かに、高校にまともに行けるのか? と疑問を持ってしまうような人が何人もいたけれど……。
まさか本当にやめているとは、ちょっと思わなかった。
Y「それに煙草とか酒とか、普通にやってる奴ばかりだしな」
蒼雨「マジで?(だいぶ驚いた)」
Y「俺も一時期やってたけど、あんな不味いの何がいいのか分からん。酒はともかく、煙草はもう嫌だ。
蒼雨は絶対にするなよ、格好付けで『おいしい』とか言ってるけど、身長は伸びないし、
いいことなんかないからな」
蒼雨「わ、分かった(元々煙草なんて興味がなかった)」
Y「ところでさ、バイトとかやってるの?」
蒼雨「ううん、学校で禁止されてるから」
Y「そっか、でも一度は働いた方がいいよ」
蒼雨「……まぁ、考えておくよ(逃げ文句)」
ここでY君が彼女を迎えに行く時間になったので、別れました。
去年の夏、確かに変だな、とは思いました。
煙草を堂々と吸っている人とか(同い年なのに)、卒業後髪の毛が金髪になっていたりとか(別人かと思った)、高校をやめた、というのも一人だけは知っていました。
それが、いつのまにこんなになったんでしょう。
今もよく話す中学時代の友達がほとんどいないと、タイムラグが大きすぎるように感じてしまいます。
この「ばったり出会った」は偶然だったのでしょうか。
地元じゃなくて、ちょっと離れた町でばったり、というのは、やはり偶然だと考えるものでしょう。実際、これは偶然だった、と考えたいです。
でも。
「この世には偶然なんかない。あるのは、必然だけ」
という、好きな漫画の人物が言うこの言葉が、何となく頭をめぐりました。
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