読んで(蒼雨が)恥ずかしくなる日記。
改行大好き。
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表紙のタイトルが非常にでっかい本です。
本棚に並べられていても(表紙は見えないが)背表紙の一文字はインパクトがありました。
飾り付けた題名よりずっとストレートで好きです。思い切りがいい。
一番面白かったのは「誌」の体験談。
今から30年くらい前は、文学青年が格好いいという風潮があったそうです。
「文学高校生の多くは、髪を長く伸ばして物憂げな顔をし、実際に読む本とは別にニーチェとかリルケとかマルクスとか全然読めないけど持っていると格好いい本を鞄にしのばせて、薄暗いジャズ喫茶の片隅などに生息していた。そして皆それぞれに苦心して、自分は「何てことある」高校生だということを、あくまでも陰気にアピールしていたのである。」(本文より抜粋)
へーぇ、面白い文化ですね。と言うとしばかれそうですが、でも今では考えられないですよね。
僕自身は、本を読むのが格好いいとか、そういうことは考えたこともありません。
本は楽しむために読むべきものですから。
格好つけのために読みたいとは思いません。
他にも色々と学びました。
エッセイは知識や思考力を養うのにいい本だと思います。
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